日本薬学会「薬学教育モデルカリキュラム (案)」(2/3)
薬の効くプロセス:
医薬品の作用する過程を理解するために、代表的な薬物の作用、作用機序、および体内での運命に関する基本的知識と態度を修得し、それらを応用する基本的技能を身につける。
薬の作用と生体内運命/薬の効き方I・II/薬物の臓器への到達と消失/薬物動態の解析/薬動学/TDM。
薬物治療:
疾病に伴う症状と臨床検査値の変化など的確な患者情報を取得し、患者個々に応じた薬の選択、用法・用量の設定および各々の医薬品の「使用上の注意」を考慮した適正な薬物治療を考慮した適正な薬物治療に参画できるようになるために、薬物治療に関する基本的知識と技能を修得する。
体の変化を知る/疾患と薬物治療(心臓疾患等*/腎臓疾患等/精神疾患等)/病原微生物・悪性新生物と戦う。
1. 代表的な疾患における薬物治療と非薬物治療(外科手術、食事療法など)の位置付けを説明できる。
2. 適切な治療薬の選択について、薬効薬理、薬物動態に基づいて判断できる。(知識・技能)